1929年(昭和4年)に伊藤金逸医学博士が約20年に渡る研究、実験を経て発明した民間療法です。伊藤博士は京都府立医学専門学校(現京都府立医科大学)卒業。
イトオは姓から、テルミーはギリシャ語で温熱を利用した療法を意味しています。
冷温器という片手で持てる器具の、内側の管に、自然の薬効で作った線香(テルミー線)を装着、点火し、外側の管をかぶせ、体表を摩擦します。冷温器は2本1セットにて使用します。
テルミー線からの温もりと冷温器の皮膚への穏やかな刺激によって、自らの自然治癒力に働きかけます。血液やリンパ液の流れを促進させて、全身の疲労回復、筋肉の凝りと痛みの緩解、胃腸の働きを活性化させる効果が期待されます。
テルミー療法を過信し過ぎず、医療の適期を失わない事が大切です。